こんにちは。シータです。
今日からビタミンB群について解説していきます。
ビタミンB群は「ビタミンB₁」「ビタミンB₂」「ナイアシン」
「ビタミンB₆」「ビタミンB₁₂」「パンテント酸」「ビオチン」
「葉酸」の8種類に分けられます…
「よく分かりません。」
「ビタミンB₁~ビタミンB₈でいいじゃん。」
「なんだよ。ナイアシンって。」
という声がビシビシ伝わります💦
そんな皆さんへ簡単に分かりやすく
説明していきます。
そんなわけで本日は
ビタミンB₁について説明していきます。
ビタミンB₁は疲労回復や糖質の代謝に
力を発揮します。
不足するとストレスが溜まったり、イライラしたり
しちゃいます。
イライラしやすい人はビタミンB₁が不足しているかも💦
それではビタミンB₁について
詳しく見ていきましょう。
それでは行ってみよう✨
ビタミンB₁って何だろう?
- 疲労回復
- 糖質の代謝
- 不足するとイライラしたり、重大な病気にも
- ビタミンB₁の多い食品
疲労回復
ビタミンB₁の主な働きとして
疲労回復が挙げられます。
そのメカニズムとしては
人は運動したりすると
乳酸が身体に貯まっていき、疲れやだるさ
を感じる仕組みになっています。
ビタミンB₁はその乳酸を分解し、
エネルギーに変えるという働きがあります。
結果として疲労が回復するというメカニズムです。
糖質の代謝
ビタミンB₁は糖質の代謝に欠かせない栄養素です。
糖質をエネルギーに変える際に必要なので
とても重要な栄養素となっています。
脳を使う時には糖質が必要となります。
つまり糖質をエネルギーに変えてくれる
ビタミンB₁が不足すると頭の回転が悪くなります。
「何か頭が働かないなー」
「頭がぼーっとするなー」
という方はビタミンB₁が不足しているかもしれません。
またスイーツやお酒を普段からたくさん摂っている人は
積極的に摂った方が良いです。
スイーツ等糖質が多いものを摂った時はビタミンB₁が多く消費されます。
不足がちになりやすいので、積極的に摂りましょう。
ビタミンB₁はアルコールも分解してくれる働きもあるので
ビタミンB₁を含む食品をつまみにする事で2日酔いを防いでくれます。
不足するとイライラしたり、重大な病気にも…
先ほども言った通りにビタミンB₁が不足すると
糖質を上手くエネルギーに変える事が出来ません。
イライラしたり、食欲不振、だるさを感じたりします。
さらに不足してしまうと
脚気やウェルニッケ脳症といった怖い病気になってしまいます。
脚気は心臓の機能が低下して足が浮腫んだり
神経に障害が起きて足が痺れたりします。命に関わる場合もあります。
ウェルニッケ脳症は眼球運動の麻痺、歩行機能の失調、意識障害を伴う病気です。
ビタミンB₁の多い食品
ビタミンB₁の摂取基準量は
18~49歳の女性で1.1㎎
18~49歳の男性で1.4㎎
となっています。
ビタミンB₁を多く含む食品は
・豚肉(ヒレ)1切れ=80g ビタミンB₁1.06㎎
・豚肉(ロース)1切れ=80g ビタミンB₁0.55㎎
・ウナギのかば焼き 1串=100g ビタミンB₁0.75㎎
・タラコ 2分の1腹=30g ビタミンB₁0.21㎎
・玄米 茶碗1杯=150g ビタミンB₁0.24㎎
となっています。
ビタミンB₁は水に溶けやすく、アルカリで分解される性質を持っています。
調理時にゆで汁や煮汁に成分が溶け出すので
スープやみそ汁にしたり、炒め物にするのが良いです。
油脂にはビタミンの消費を抑える役割があるので
油料理もおすすめです。
ビタミンB₁はニンニクやタマネギなどに含まれているアリシン
と結合してアリチアミンになると、吸収率が高くなり、
疲労回復効果が長持ちすると言われています。
まとめ
ビタミンB₁は疲労の回復や糖質の代謝を行う事で
エネルギーを生成し、頭の働きにも影響する
とても重要な栄養素です。
ビタミンB₁が不足しているとイライラする為、
イライラしている人に対して
「ビタミンB₁足りてないんじゃないですか?」
と伝えたらさらにイライラさせる事になるので
止めましょう💦
それでは今日はこの辺で。
シータでした。バイバーイ。
参考文献
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