腰への負担軽減。驚くほど楽に介護が出来る方法。

介護

こんにちは。シータです。

冬に近づくにつれ、体調の管理も大変になる中で

身体の痛み出てくると思います。

特に腰痛は介護士にとっては切っても切れない関係だと思います。

・腰痛ベルトを巻いて仕事をされている方

・整体に通い、メンテナンスを行っている方。

・腰に手を当て、腰をかばいながら歩いている方

腰に不安を抱えて介護をしている方は多いと思います。

僕も身長が176㎝あり、腰を曲げて仕事をする事が多くなり

腰に疲労感を感じる事があります。

そこで腰への負担軽減をする方法を実践的なものも含めながら

説明していきたいと思います。

スポンサーリンク

腰への負担軽減方法

  1. ベッドの機能を活用
  2. 腰に負担がかからない姿勢を意識する。
  3. 福祉用具の活用。

ベッドの機能を活用

オムツ交換や体位交換の時等前かがみになり、腰が曲がってしまっている

事が多いと思います。

そんな時はベッドの高さ調整機能

活用してはいかがでしょうか。

方法は簡単です。

腕を軽く伸ばし、拳の位置辺りまでベッドの高さをあげるだけです。

こうする事で前かがみになる事が減り、腰への負担も軽減します。

高さ調整を行う前のオムツ交換と高さ調整をしてからオムツ交換を

するのでは疲労感や腰への負担が全然違います。

「ベッドの高さの調整に時間や手間がかかる」

と思われる方もいると思いますが、

ベッドの高さを上げながらカーテンを閉める等する事で

時間の効率化をはかれます。

また起き上がりの際もベッドの機能を活用するのをおススメします。

ベッドがフラットな状態から起き上がり介助を行おうとすると

力を入れる必要があり、腰のねじれも生じます。

腰痛の原因にもなりえますし、利用者の方も痛い思いや不快な思いを

してしまうと思います。

そこで今度はベッドの起き上がり機能を利用し、

起き上がり介助を行っていきましょう。

起き上がり介助を行う際、ベッドの起き上がり機能を行う事で

ほとんど力をかける必要はありません。

ベッドの機能を活用する事で腰への負担が軽減出来る

と思います。

身体全体を使って介護を行う。

当たり前の事ではありますが、

これを日々意識すると腰への負担が全然違います。。

利用者の方を体位交換する際

足を揃え、腰を伸ばしたまま力だけで利用者の方の身体を

動かそうとする場面を目にします。

それでは腰や腕等負担が大きく、痛める要因となります。

それではどうすればいいのか?

足を開き、足を曲げ、重心を落として介助しましょう

重心を落とす事で土台がしっかりとし、身体全体の力を使う事で

腰等への負担を軽減する事が出来ます。

物を持つ時も腰を伸ばしたまま持とうとすると

腰と腕の力だけで持ち上げてしまいます。

足を開き、足を曲げ、重心を落として物を持てば

足の力も使う事が出来、より少ない力で持ち上げる事が出来ます。

介護も一緒で腰を伸ばしたまま、曲げたまま介護をしてしまうと

腰だけに力が集中してしまいます。

重心を落とす等身体全体を使って介護を行う事で力が分散され、

腰等への負担も軽減されると思います。

どの動きが腰への負担になっているか

身体全体を使って介護出来ているか

把握しながら介護するのは重要だと思います。

福祉用具の活用

ノーリフトケアというのはご存じでしょうか。

持ち上げない、抱え上げない介護の事です。

腰痛の予防にかなり効果的です。

ノーリフトケアを実践する上で福祉用具は欠かせません。

代表的な福祉用具は

・スライディングボード

・スライディングシート

・リフト

です。

スライディングボード

ボードの端を利用者の方の臀部に差し込み、

滑らすように移乗を行う事が出来ます。

抱え上げる必要なく腰痛予防に繋がります。

モルテン公式サイトより引用

2人移乗をする際はフレックスボードがおススメです。

抱え上げずに滑らすように移乗する事が出来る為、

腰痛予防に本当に効果的です。

フレックスボード 本体.png
ラックヘルスケア公式サイトより引用

スライディングシート

体位交換の時や移乗後の姿勢を整える時

靴下を履かせる時にも使える等

多岐にわたった使用方法があります。

特に体位交換の場面では摩擦がほぼなくなるので

体位交換をほとんど力を入れずに行う事が出来、

腰痛予防にも効果的です。

モルテン公式サイトより引用

リフト

腰痛予防や利用者の方の負担を軽減するには

リフトの活用は外せません。

といいつつも僕の施設ではまだ導入されてません💦

今後体格の良い方等増えていく中で

ぜひ導入してもらいたいです。(切実)

1s.jpg
アビリティーズケアネット公式サイトより引用
03.jpg
アビリティーズケアネット公式サイトより引用

まとめ

最初にも言いましたが、介護士と腰痛は切っても切れない関係です。

一種の職業病と言っても過言ではありません。

今後高齢者の方が増えていく中で、介護士の需要はさらに高まっていく

と思います。

腰痛なく皆さんが笑顔で仕事が続けられるように今後も様々な情報を

発信していきたいと思います。

それでは今日はこの辺で。

シータでした。バーイチャオ。

介護
スポンサーリンク
funafuna@yuyuをフォローする
筋肉系介護士の日常~手取り20万からの下克上~

コメント

タイトルとURLをコピーしました